45歳からの年収1.5倍化プログラム

キャリアを再生させる5つの視点(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心)から、自分の価値を再発見して、これからの15年を30年の濃さにしよう!

45歳からのキャリア再生。あなたは、会社にどんな財産を残しますか? ~キャリアの再生に必要な3つの心がけ~

自分のキャリアを有意義なものにすることが、自分の存在価値を上げるために大切です。

 

存在価値が高くないと、会社にいてもポジションは与えられず、年収も上がらないということになるでしょう。

 

多くの会社で、45歳という年齢は節目となります。

 

あなたは、会社にどんな財産を残し、価値ある存在になりたいですか。

 

 

1.シンプルに毎日の行動を振り返ることの意味

 

45歳からのキャリアを考え、再生に向けて動き出すとき、日常生活のなかで、「自分で自分を認める機会」を意識的に設けていることが必要です。

 

1日24時間を通して、自分はどのような貢献をしたのだろうか

今日一日で、自分が会社にどのような財産を残しただろうか

 

このような視点で毎日5分でも、一日の自分の行動と、そのときの気持ちを振り返ることが、自分の行動を意味あるものにしたいという意欲につながります。

 

いうまでもなく、日々の行いの積み重ねが自分のキャリアの再生を創りあげます。日々の過ごし方を自分で見つめなおすというシンプルな行為が、今までのキャリアを受け入れ、これからのキャリアを再生するということにつながります。

 

シンプルなことですが、キャリアの再生において、このことを続けることに意味があるのです

 

2.45歳からのキャリア再生に必要な3つの心がけ 

2-1:自分の行動における選択基準は?

 

45歳という年齢は、20年以上仕事をして社会とかかわっているといえます。すでに、中堅・ベテランという域に達していることでしょう。

45歳を過ぎてから、「今まで何をしてきたか」→「これからどうしたい」、「どんなことならばできるか」ということを意識する人は、自分の行動における選択基準を認識できますから、価値が下がることはないでしょう。

 

ですから、【若いころ → 中堅・ベテラン → 定年】という誰もがたどる道において、自分は何を成し遂げてきたのだろうか、これから何をすることが求められているのだろうか、という問いが、自分の市場価値を上げるためには大切です。

 

自分の行動における選択基準とは、自分はどんな仕事に没頭したか、自分はどんな仕事を避けてきたかということです。

 

自分の今の状況を把握し、最善の選択基準は何か、今の選択基準のままで適切であるかという問いを繰り返すことで、キャリアの再生を阻害している選択基準が明らかになります。

 

2-2:自分のなかに存在するリーダーシップは?

 

 

「会社でポジションについていないからリーダーシップは必要ない」という考えは持つべきではないでしょう。キャリアを積み上げるということは、言い換えるならば、「自分」という会社を経営することです。経営者ならば、リーダーとしてのリーダーシップが必要であることは疑う余地もありません。

 

「自分」という会社を経営すると仮定して、自分は自分に対してどのようなリーダーシップを発揮しているか、という点で振り返ると、自分のキャリアの再生の方向性をつかむことができます。

振り返るとき、つぎの質問を自分になげかけると有効です。

 

  1. どのように自分のキャリアを再生したいか
  2. 自分のキャリアを再生することは、どのような貢献につながるか
  3. 心の底から、キャリアを再生したいか

 2-3:”Doing”に加えて"Being”を意識しているか?

 

45歳という年齢は、社会人としての折り返し点です。おそらく、多くの仕事に携わり、実績を積んできたことと思います。業績を上げること、あるいは業績につながることをひたすら考え、行動(”Doing”)していたといえます。

 

これは大切なことですが、45歳からのキャリア再生を考えるとき、自分はどういう存在でありたいか(”Being”)という視点も必要です。

 

この視点で自分の今までのキャリアを振り返ると、もしかすると、”should”(しなければならない)という場面が多かったと気づくかもしれません。組織人であれば、このことを成し遂げることこそが、存在する価値となるわけです。ここに、”want”(したい)という場面を自ら創りあげることが加わることで、キャリアの再生は加速度を増します。

 

キャリアを再生し、価値ある存在になるためには、自分の存在を”Being"と"want"の軸でとらえ、どう行動していくかを決めていくことが求められます。

 

3.まとめ

 

 

日々の振り返りは、「自分ならどうする」「自分はどうしたいか」という意識の覚醒につながります。

 

これにより、自分の強みを伸ばし、自分の弱みを強化するという行動を自分で決められます。

 

「自分」との対話で意識が覚醒すれば、行動が変わります。行動が変われば、業績もあがります。業績があがるということは、自分の行動の結果が会社の財産として残ることになります。会社に財産を残すことができれば、存在価値は上がります。

 

キャリアにいきづまりを感じていたとしても、毎日の振り返りを通して、キャリアを再生することは、難しいことではないのです。