質の高い情報を得るためには、企業を見極める「自分なりの仮説」をもつことが極めて重要となります。
もし、あなたが転職を考えているならば、それはキャリアの分岐点にいるのです。
転職することをゴールにするのではなく、転職せずに、今の会社にとどまるという意思を確かめることをゴールにしてもよいのです。
仕事に対する「自分なりの仮説」を踏まえて、自分に合ったキャリアチェンジを考えることが必要です。
転職することに慣れはない
転職経験の有無にかかわらず、会社を変わることは一定の心理的コストがかかります。
在籍している社員が作り出す組織風土や、中に入らなければわからないローカルルールがあります。適応できるか否かは、経験してみないとわかりません。
ゆえに、転職によって得られることを明確にしておくことが必須になるのです。
繰り返しになりますが、それが「自分なりの仮設」です。
40歳以上の大リストラの予兆
昨今、40歳以上をリストラの対象としている大手企業の動きがあります。企業の体力を保つためには、「ヒト」がコストとして重荷になるという経営判断が実行されることはやむを得ない場合があります。
感情的には、長年会社に尽くしてきたにもかかわらず、ひどい仕打ちのように思えますが、この流れに抗うことは難しいでしょう。
「自分なりの仮設」をもって、あらかじめ備えておくことが重要になります。
ご参考までに、日経ビジネスの記事をシェアします。
あのトヨタ自動車でさえ、50代社員の雇用問題を抱えていることがわかります。
(引用)
転職先が決まりつつあるときの注意点
転職エージェントは、転職活動を始めるときの良き伴走役ですが、企業側に人材を供給することを生業としていることを忘れてはいけません。
「転職を決断してもらう。」ことで、売り上げが上がるわけです。
このことは、よく言われているから、ご存じのことと思います。
それゆえに、転職エージェントを介して転職活動するときは、転職エージェントの言いなりにならないことが極めて重要です。
「この会社、〇〇さんに合っていますよ。」
「(内定が出た後)転職の意思決定は1週間以内でお願いしますね。」
「年度始まりの4月ではなく、前の年度の1月頃からは入社できれば、その分慣れるのにも好都合ですよ。」
転職エージェントから、このような声かけがあるならば、要注意です。それを鵜呑みにしないことです。決断を早まらないことです。
まとめ(明日の連載への予告も兼ねて)
先ほど紹介した転職エージェントの声かけは、実際に転職エージェントで働いたことのある人から聞いた、彼らの「セールストーク」です。
「〇〇さんにあの会社は多少難しいかな?」と思っても、最終的には、セールスして売り上げを上げなければいけません。
転職先が決まりつつあるときこそ、転職エージェントの「セールストーク」を真に受けないことです。
「自分なりの仮説」として「転職で得られること」を「軸」を丁寧に掘り下げておくことが必要になってきます。
本日も、お読みいただきありがとうございました。
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【参考記事】
[「自分なりの仮説」が重要です。]
hiratsukacareer.hatenablog.com
[WIN-WINの関係を築いて、転職エージェントを「諜報役」として活用しよう!]
hiratsukacareer.hatenablog.com
[転職エージェントとの本質的なつきあいかた!!]
hiratsukacareer.hatenablog.com
[転職ノウハウを集めるだけではNG!]
hiratsukacareer.hatenablog.com
[「運命の出会い」は幻想かもしれない!]hiratsukacareer.hatenablog.com
[備えなければ、キャリアリスクは4.82倍にもなる!!]